2010年2月16日(火)九州朝日放送KBCラジオの九州・沖縄がんばる企業で当社が紹介されました。
【放送内容について】
今回放送で紹介するのは「ステンレス製のパッキン」。
配管の継手部分「フェルール」に使うパッキンについてです。
食品製造の工場などでは、それぞれの製造工程や装置に配管を経由して材料が移動します。
そうした配管の接合部には数多くのパッキンが使用されていますが、これらのパッキンはゴム製のものが一般的で、劣化や変形によって欠けたり割れたりしたゴムパッキンの破片が食品に混入する可能性が捨てきれませんでした。
その点ステンレス製のパッキンは耐久・密封性が高く異物の混入を防ぐことが可能です。
また飲料メーカーからは「ゴム製に比べにおいがつきにくく洗浄時間が短縮できた」との声があります。
飲料工場などでは製造装置の分解はせず「CIP(定置洗浄)」と呼ばれる方式での洗浄が一般的ですが、この時にゴム製のパッキンですと、においや汚れが残りやすいという難点がありました。
ステンレス製のパッキンではそれが防げるわけですが、「軟らかいパッキンを硬いステンレスで作る」という突飛な特許を獲得した「TOKiエンジニアリング株式会社」の 小柳 悟 社長にユニークな発想のエピソードなどをうかがいます。